digi-joho Nihongo Logo

繊維製品品質表示規程が改正。

国内外で洗濯表示が統一されています。

平成28年12月から、衣類等の繊維製品の洗濯表示を新しいJIS L 0001(以下「新JIS」。)にならったものに変更。衣類などの洗濯表示が変わります。新JISでは、記号の種類が22種類から41種類に増加し、繊維製品取扱いに関するよりきめ細かい情報が提供されるようになりました。新しい洗濯表示に変わることによって、一般消費者の利便性の向上が期待できることはもちろん、国内外で洗濯表示が統一されることが大きな利点です。

改正のポイント

洗濯物の取り扱いは国や地域によって異なるもの。熱湯に近い高温で洗濯する、洗濯後に必ずアイロンをかける等、洗濯習慣はまちまちです。洗濯物を干して乾かすといった行為は日本でよく見られる洗濯習慣といえます。

日本での衣類等の洗濯表示は、繊維製品品質表示規程により、JISにならって表示することになっており、この規定は日本の洗濯習慣にあったものとなっています。しかし、従来の洗濯表示に関する国際規格(ISO3758)は、日本での洗濯習慣に合ったものではありませんでした。そこで、日本から国際規格の改正提案が行い、その提案が反映された国際規格が発行されるに至りました。そして、この国際規格に適合した新JISが制定されました。

施行日

平成28年12月1日

経過措置

施行日前に現行JISの表示を行った製品は、施行日以降もそのままの表示で差し支えなし。

新JISの洗濯表示記号

消費者庁より配布されているニュースリリースをご参照ください。
http://www.caa.go.jp/hinpy
o/pdf_data/150331_kouhyoubun.pdf

Top