銀行間の国際送金に必要となる識別コードについて
海外企業へと製品を販売し、代金の振込先(銀行名・口座番号)を連絡するとなった際、必ず求められる情報がSWIFTコードです。SWIFTコードを伝えないと、支払い側は送金手続きを行うことができません。振込先の連絡やりとりをスムーズにすませるためにも、前もって調べておきたいコードです。
Swift Code (スイフトコード)
Swift Code (スイフトコード)とは世界の金融機関を識別するために使用されているコードです。SWIFTコードはBICコード(Bank Identification Code=銀行識別番号)としても知られています。海外送金をする際、受取り側の銀行口座情報と合わせてswift codeを伝えることにより、受取銀行を特定できるというしくみです。
SWIFTコードはSWIFTという国際組織団体が発行するコードにつき、支店番号や金融機関コードと違って通帳に記載されていません。利用している銀行のウェブサイトを見てみるか、電話で尋ねる等で調べる必要があります。いずれの場合も簡単に調べることが可能です。
IBANコード
SWIFTコード以外でよく耳にするコートといえば、IBANコードです。IBANとはInternational Bank Account Numberの略で、銀行情報と口座情報をひとまとめにした規格コードです。IBANコードはヨーロッパで使用されており、ヨーロッパにおける国際送金で求められるコードです。
コードの構成は「国コード」「管理番号「銀行コード」「識別番号」「口座番号」から成り、IBANコードひとつに全ての情報が集約されている形となっています。
ヨーロッパの銀行口座宛に海外送金する際は、IBANコートを教えてもらうことでスムーズに送金できます。
[便利リンク]
ヨーロッパの銀行リスト(英語)
http://www.europebanks.info/