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実用的な防災対策マニュアル「東京防災」。
外国語版はウェブから入手可能です。

2015年9月より東京都内の各世帯に無料配布されている防災対策マニュアル「東京防災」。評判は上々で、購入希望者が出るほど人気になっているそうです。そんなうわさを耳にし、テレビでも取り上げられている様子を見ているうちに、手元にある一冊を改めて開いてみたくなりました。読んでみると、なるほど、好評の理由が随所に見受けられる作りになっています。

親しみやすいデザイン&レイアウト。対策本のお堅いイメージを払拭

「東京防災」が今までありがちな防災対策本と大きく異なる点は、その読みやすさ・見やすさと言えます。イラストが多用されているので見て分かりやすいことに加え、ページあたりの文字数を抑えて余白に十分なゆとりがあるので、気持ち的に落ち着いて読める印象です。緊急事態で動揺している時に、活字ぎっしりのページの中から必要情報を急いで探すとなると、さらなるパニックが想像されます。「東京防災」はそんな状況も配慮してあるのでは、と思わせるつくりです。

災害時の心構えと対策を集約。実践で役立つ情報多数あり。

「東京防災」は掲載内容にも工夫があり、災害が起きる前・起きてしまった後を想定した対策が集約されています。実体験された方々の意見も反映しているようで、新聞紙での暖の取り方から、避難所での子供のストレス軽減のしかたまで、幅広くアドバイスされています。

最終頁のあたりにある「世帯別インデックス」は、各世帯の人員構成に合わせた索引になっています。ひとり暮らし、高齢者のいる家族、外国人居住者など、各々の立場にあわせて情報 収集できるのが有難いです。

英語版・中国語版・韓国語版がウェブで入手可能。

日本語版の「東京防災」には、外国人向に緊急時の英語会話サンプルなどが数ページ用意されていますが、まるまる翻訳された外国語版の方がより便利です。外国語版はネットで閲覧できるようになっています。印刷すれば手元に置いておけます。

東日本大震災が発生した際、東京を含む周辺地域でも揺れの大きさに騒然となったのは記憶に新しいところです。あの震災時、ふだん温厚な外国人の知人がイライラとして荒ぶる口調になったさまに、外国で災害に遭うことの恐怖と不安の大きさを理解させられました。不安な気持ちがヒステリーやパニックを引き起こし、普段とは違う自分になってしまう危険は誰にもありうるのかもしれません。いざという時の“心の支え”としても「東京防災」は役立ちそうです。

職場の同僚、従業員、留学生、ご近所さん等、身近にいる外国人の方に外国語版の入手をおすすめしてみてはいかがでしょうか。

東京防災
Disaster Preparedness Tokyo

英簿版 English
http://www.metro.tokyo.jp/english/guide/bosai/index.html

中国語版 Chinese
http://www.metro.tokyo.jp/chinese/guide/bosai/index.html

韓国語版 Korean
http://www.metro.tokyo.jp/korean/guide/bosai/index.html

東京防災ホームページ
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/

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