東京のハイキングスポット | 秋川渓谷(あきがわけいこく)

秋川渓谷は東京から電車で一時間ほどの距離に位置し、多摩川の支流である秋川沿いに続く約20kmの渓谷です。自然豊かで、のどかな風景が魅力的な場所であり、散策を楽しみながらゆったりとウォーキングを楽しめます。秋川渓谷での散策のスタートポイントは武蔵五日市駅です。この地域一帯の山中へアクセスするバスも武藏五日市駅前が発着点となっています。

秋川渓谷

秋川渓谷ハイキングの楽しみ方

武蔵五日市駅をスタート地点に、散策コースはいくつも用意されています。散策コースは1時間程度の短いものから6時間近いコースまでさまざまです。人気が高いコースは駅を西方向に川の上流へと向かう、2時間ほどで歩けるルートです。武蔵五日市駅には観光案内所があるので、散策をするなら地図を入手しておくのがおすすめです。地図はあきる野観光協会のウェブサイトからも入手できます。(http://www.akirunokanko.com/ 

秋川渓谷での散策は秋がベストシーズンです。紅葉は11月後半に見頃を迎えます。川沿いはカラフルな木々の葉に彩られ、のどかな雰囲気の中でのウォーキングが楽しめます。川からやや離れた丘陵地には古刹あり、道中では風情を感じながらハイキング気分も味わえます。9月には大悲願時の白萩が見頃を迎え、11月半ば頃には大徳寺の大イチョウが黄金色に輝きます。

大徳寺山門

武蔵五日市駅からバスで12分ほどの距離にある十里木バス停に近いエリアには石船橋(いしぶねばし)という吊り橋があり、秋川渓谷で外せないビューポイントとなっています。長さ96mのこの吊り橋は温泉施設「瀬音の湯」へと通じています。「瀬音の湯」は、化粧水のようになめらかな湯が評判で、周辺にはキャンプ場やバーベキュー場などがあることから、秋のシーズンは大変混雑します。混雑を避けるために、できるなら週日の午前中という時間帯に訪れたいものです。「瀬音の湯」は十里木バス停から歩いて10分弱のところにあります。「瀬音の湯」から武藏五日市駅の間でシャトルバスが運行していますが本数は少なく、1時間に1本あるいはそれ以下なので時刻表は要チェックです。

秋川渓谷